ハロウィンに骨を見る!?

r0024999昨日はハロウィンと言う事で、週末あたりから仮装イベントなどが行われていまして、私もあちらこちらで仮装している子供や若者たちを目にしました。ただ単にコスプレ的なものから大胆な流血メイクまで、なかなか面白かったですが、どくろとか骸骨系のものを見た時におもわず「肋骨」「頸椎」・・・と骨の名前が出てくるのが自分でもおかしかったです。(笑

皆さんは自分の身体、骨とか内臓なんかはもちろんご存じだと思いますが、実は「どこですか?」と聞かれると結構あやふやな回答をしてしまうのではないでしょうか?  例えば開脚する時に出てくる「股関節を柔らかく」という言葉。 じゃあその股関節はどこですか?と言われると皆さん大抵足の付け根の鼠蹊部(そけいぶ)を指さしたり、さすったりするんですよね。

股関節はそこではない!

思ってるよりも、随分横じゃないでしょうか?

思ってるよりも、随分横じゃないでしょうか?

股関節は英語で言いますとhip jointと言いまして「おしり関節」とでもいいましょうか? 実際には足の大きな骨である大腿骨と骨盤の寛骨臼との関節を言いまして、おそらく皆さんが考えているところよりも後ろというか横になりますね。 ですから開脚の時はまたや足の付け根を一生懸命にやるよりもそのジョイント部分を緩めたりイメージできたりするとまた変わってくるのですが、そう考えますとなかなか足が開かない・・・という方は、そもそも開かせる場所が正しいか?という所からやり直さなければなりませんね。

前回の名古屋でもそういう話になりまして、中でも開脚が苦手な方はやはり股関節と鼠蹊部の勘違いにはまっていたようでしたが、さらには股関節周辺に連結されている筋肉なども複数あるので、そこら辺までよく理解していくとなおよいですね。 そして、ただ単に「足が痛い」ではなくて「どこからどこまでつながってるOO筋が痛い」と言えるようになってきたら、それはかなりの本格派です。(笑

「ざっくり曖昧なだけ」ではダメ。わからなければ調べる癖をつける。

まぁ、これはなんにでも共通するものなのかもしれませんが、「ざっくり曖昧なだけ」では通用しない領域がありますもちろん感覚としては大事なものではありますが、それは「きちんと把握したうえで」というものが前提となり、いざ問題が生じたり、何か不具合があった時にはさっと解明・解決ができるレベルまでになっていかなくてはやはり習い事という面では伸び悩みます。

あとはこういうものはやはり、しっかりとした資料や参考書などをよく読んだり、覚えていく、学んでいくという姿勢を持たなければなりません。「私はそういうのは苦手」とか「勉強は好きじゃない」で片づけてしまうのではなくて、苦手なりにも目を通す努力をするとか、コツコツ向き合う時間を増やす、習慣をつけるようにすると、それはまた違う所の潜在能力が目覚め、角度を変えて物事が進展していくようになるでしょう。

「わかった気になってるのが行き詰まりの原因」・・・今日はそういうお話でした。