年末モード!大掃除がストレス!?

クリスマスも終わりまして、もう場所によっては既にお正月モードになってるところなんかもありますね(笑。お仕事をされてらっしゃる方はそろそろ仕事納めなんかにもなってきますでしょうし、主婦の方に至っては大掃除やら、お正月の準備なんかで大変な時期かと思いますが、まずは一年良く頑張ったなという感じで自分自身労うのも良いのではと思います。

皆さん年末モードですね!

皆さん年末モードですね!

先日の名古屋でも「大掃除がストレスです!」ということを言っている生徒さんが何人かいらっしゃいましたが(笑、まぁ確かにストレスはストレスなんでしょうが、せっかく荒井式中心気功を習ってらっしゃるので、そこは「力を抜いて、いかに気を通しながら」・・・という導引体操のつもりでやっていただければいいと思います(笑。

基本的にストレスを感じるもの、嫌だなぁ~と思うものと向き合う時というのは力が入っているものなんですよね。ムキになったり、強引になったり、速く終わらせたい一心でやっていますので、呼吸も浅くなっていますし、頭に血がのぼってたり、感情的になったりして正しい判断をできずにミスをしてしまいがちです。そして、つい周囲に当たってしまったり、現実逃避してしまったりしますが、そういうのもほとぼり冷めれば後悔したり、自己嫌悪モードになってしまうものですよね・・・。

「力を抜く」という言葉は荒井式中心気功に於いてはとても重要なキーワードの一つとなります。そしてまた本当にそうできるようになるにはかなりの修練を必要としますが、まず自分自身どのような状態が力が抜けているか?というものがわかっていないものなんですよね。ですから自分では抜いたつもりになっているんだけれども、こちらから見ると抜けていないと言う事が往々にしてありますが、そこからが修練としては次の段階に進む時であり、素直に受け入れていくと上達は早まります。

「力は付けていくものから抜いていくもの」というイメージ!

もっともこういうお話も「向上意欲」「知りたいという欲求」というものを持っている方でないと良くわからないし、どうでもよいお話かもしれません。ある程度挫折を味わったり、つらい経験をしたり、模索した人なんかでないとそういう気にはならないかもしれませんし、感覚として掴みづらいかもしれませんが、時計を例えると1~6時の前半の時期の人はあまり興味がなく、6~12時のゾーンの人には興味があるという感じでしょうかね? そういう図式から「力は付けていくものから抜いていくもの」というイメージにピンと来るならば「感性あり」の人なのではと思います。

ということで、ストレスを感じるようなものと向き合わなければならない時ば「感性を磨くチャンス」と思って自然に受け入れる様にしていくこと。そして成果よりもどう接することが出来ていたかという所を大事にしていいくようにすると、周囲との衝突や自己嫌悪などからは解放されてくるでしょうし、やがては苦悩、苦しみというのは結局自分で作り出しているものという気づきも見えてくると思います。

大掃除に対する意識が変わってきたでしょうかね・・・?(笑