皆様、あけましておめでとうございます。

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さて本年も始まりましたが、お正月はいかがお過ごしでしょうか?どこかへお出かけした方もいらっしゃるでしょうし、家でゴロゴロという方もいらっしゃるかと思いますが体がなまってしまわないように、そろそろ修練もしていってほしいなと思います(笑。

お正月と言いますと、先日ある生徒さんから「お正月になると寝込んだり、風邪をひいてしまうんです」というお話を聞きました。もともと体は強い方ではないタイプの方ではありますが、なぜかお正月になるとまるで毎年恒例のように具合が悪くなるとのことでしたが、私が受けた印象としては「甘え」というもので、お正月ですとご家族の方なども集まり、安心感もありますので、ついついそういう部分が出てしまっていたようなのですね。

このような場合ですと、とにかく本人の意識的なところで「弱る」というものが出てしまいます。薬を飲もうが、いくら横になろうがなかなか良くなるはずもなく、ただただ周囲から「大丈夫?」と声をかけられるわけですが、そこの感覚に酔うというのか、甘えてしまうのですね。

ですからこういう場合は多少きつくても修練をすべきですね。開脚とか、腰木を使い丹田呼吸をするとか、それがたとえ5分でも10分でもとにかく「やる」ことでエネルギーが変わってきます。で、その方はどうなったかと言いますと「体が寒かったのが熱くなってきました!」ということで修練も結局30分ほどできたそうですが、「具合が悪い=休む、薬を飲む」だけではないのですね。

病は気から!? 「健康」を今一度見直そう!

病は気からという言葉がありますが、一つは体内を流れている気が流れずに停滞したり淀んでいって病んでいくパターン。そしてもう一つは自らが、ある理由や記憶的なものから「病っぽいイメージの気(エネルギー)」を連想、想像し、妄想を膨らませながらやがて本当にそれに取り込まれていくパターンなんかがありますが、特に後者の場合ですと、体を動かしていって吹きとばしたり、汗などと一緒に抜いていく方がスパッとよくなります。反対にそこでやれ薬だ、横になる・・・なんて甘やかすと、本当にしんどくなって「もうこの辺でいいかな?」と思っても今度はなかなか治らなかったりするケースが多いですね。

今回のお話しのように、人って案外自分から病気になってしまってるケースなんてのがあります。変な言い方ですけど「そうなっていた方が都合が良い」という場合には、なかなか治りませんし、本当に治ってしまう健康法や薬みたいなものはさりげなく避けていったり、「どうせ効かない」という念を発したりしまいますが、やはりそれではいけないわけで、本当の健康の意味とか、ありがたさ、素晴らしさというものをぜひ今一度考え直して、元気でハッピーな自分というものと真剣に向き合って行かなければいけませんね。

本当になってしまう病気には何かしらのメッセージがあるけれど、妄想病気は癖になるだけ・・・ということで今年も元気に行きましょう!