今日は大晦日と言う事で、2017年も終わりですね。皆様方も一年を振り返り何をお感じでしょうか?年初の頃の思いは形となったでしょうか?

私は常日頃から「意識が今を作る」と申しておりますが、と言う事であれば、今を見てこれまでどんな意識で日常を過ごしていたかというものも見えてくるわけでして、「なるほど、日ごろは自覚していなかったけれど実はこんなことを意識していたんだな、それで今こうなっているんだ」という事にもなりますね。

実はこの辺がおもしろいところで「どんな状況であれそれはどこか自分が望んでいたところがある」という見方ですね。納得していればそれは自分の事を良くわかっていると言う事ですが、もしも納得していなかったとしたらそれは「どこか見ないようにしているところがある」か「深いところの自分という存在を知らない」ということなんですね。

例えば仕事が上手く行かないと言う事であれば「今のままでは何か間違ってることがあるから、見直した方が良いと言う事なんだ」とか、健康がすぐれないと言う事であれば「もっと自分を大事にしなさい」とか「怠けていてはいけませんよ」などですね。この先を良いものにしていくために「気づき」としてそういうシーンを迎えているんだという考え方ができるといいんですね。

人間って「そういう目に合わないとわからない、決意しない、やらない」という所がある。それを深いところの自分、潜在意識というものが意図して「今」という現実を作っているところがあるのです。

だからそういう意味では現状を認めないといけないし、受け入れて改善して行ったり、悔い改めないといけないわけでして、そうしていかないといつまでも「そういう目」は続く事になりますが、これは「自分がそうさせている」ので、仲良くする以外に方法はないと考えるべきですね。

煩悩即菩提

何かのせいじゃない。

誰かのせいじゃない。

そういう見方をしていく生き方。

それが自分を高めていく生き方。

そういう考え方は知恵であり、逆に苦から解放され楽に生きて行けるようになります。

「天地人」・・・人は天の気と地の気の交流の担うもの。そのバランスは完全でありそこからずれようとすると、元に戻ろうとする力が作用します。「そうだな」と思えば追い風が吹き「そんなことない」と思えば逆風が吹く様に感ずるのです。

だからここを押さえれば、今がたちどころにチャンスに見えるし、光がさす。

煩悩即菩提・・・今年一年もそう思えれば一瞬にして笑顔に立ち返ることが出来ますね。

人生、あるいは生命はその繰り返しです。

「意識は光」荒井義雄先生のDVD「宇宙の光」より。

「意識は光」荒井義雄先生のDVD「宇宙の光」より。

今年もありがとうございました。