気功の修練は毎日継続することが大切!
ドイツでのワークショップを終え、帰国して間もなくポツダムにいる窓口のニコールさんから「参加者の皆さんから早く動画を上げてほしいとのリクエストが多数来ているんだけど、どうします?」と連絡がありました。
ワーク開催中「エクササイズは毎日継続すれば体は柔らかくなりますし、気の通りもよくなりますよ!」と言っていましたが、「その通りにやりたいんだけれどやはりお手本がないと難しい」とのことでしたが、早速この件につきましてグランドマスターの荒井先生にご相談しましたところ「熱心でよろしい!」とOKが出たのでYOUTUBEにてアップすることになりました!! ※動画OP写真(photo©Annette Frensemeier )
中心ダンス
身体を緩めることと、意識を丹田に落とすことを目的としています。日常生活ではあまり使わない筋肉を使うことによってシェイプアップ効果や腰痛、肩こりなどにも効果が期待できます。
「上半身はゆるゆると下半身はどっしりと」・・・簡単な動作ですが、基本は足を平衡にして行いますが、たいていのみなさんが足腰が左右アンバランスになっているので、やってるうちに少しづつずれてきますね。そうなってしまった場合はすぐに修正しながら行うようにすること。そうしていくことでアンバランスも強制されていきます。
八段錦
呼吸と動作を一致させながら、神経や内臓、呼吸筋などの体の内側、そして心やエネルギーを鍛えていく修練法になります。
最初は息が続かずにスピードも速くなりがちですが、呼吸困難な場合は無理をせず、徐々にできるようになっていければ良いでしょう。馬歩(まほ)という独特の立ち方がありますが、これが最初の内は皆さんきつく感じますね(笑。 しかし、これが正しくできるようになると足腰はかなり丈夫なものになってきますし精神力、気力もみなぎってきます。
コツは呼吸と動作を一致させる事と力を抜くこと。
良質な気は力が抜けた時、無駄な緊張がとれた時に出ます。しかし「修練」と聞くと多くのみなさんが真面目な顔して、力を入れて行いがちですね。「あんまり真面目じゃない方が気功はうまいもんだよ」と荒井先生は良くおっしゃいますが(笑、極端な話では「あくびやよだれが出るぐらいでもよい」という感覚で気持ち良く楽しんで継続していければ力の抜け方が徐々にわかってくるのではと思います。
ただし、立ち方や動作、呼吸と合わせながら・・・という基本は忘れずに。
こういう所がピシッとしたうえで緩んでいけるかどうかが「呼吸」と「動作」と「意識」という所です。
ダラダラ、ぐじゃぐじゃでは良い気は出ませんのであしからず。