悪いことしたらバチーンと!が当たり前でしたが・・・。
子育て第4弾ですが、今日は子供に気を使いすぎる育て方には気を付けましょう!というお話です。 昭和の時代ですとまず50年ぐらいあたりまではこういうのは少なかったような気がしますね(笑。
何かおかしなことしたらバチーンとひっ叩かれるか、怒られるかで、ずいぶんとわかりやすかったのですし、子供もそういう親や先生などに対してさほど変に思わず「こんなもんだ」と思っていましたからね。
今は何かあると手を出してはいけないとか、厳しく接するのはどちらかというと好ましくない・・・という世間の流れですから、それはそれでまた意味があるのでしょうからいいとは思いますが、ただ気を付けていただきたいのは「子育て」という事に対して親たちが変に委縮してしまうべきではないという点です。
怒りたいところだけど・・・きつく言いたいところだけれど・・・ そういう時に世間体を気にしすぎたり、子供に嫌われないようにという思いが勝った状態のいわゆる自己保身に走らないようにしなくてはいけませんね。
親が嫌われたり何か言われるのを気にしながら子供に接してどうするの?・・・ということで、後で何を言われようがその時は親であるのだから全力でただ「親」として接してあげれば、それが何よりなんだと思いますよ。
切れ味の悪い子育て
つまり、思いっきりの悪さ、切れ味の悪さが目立つ子育てになってしまわないように・・・ということで、じゃあなぜ切れ味が悪いのかと言えば子供に気を使いすぎてるからでしょう。
しかし子供には気を使うより気を使わせることを学ばせた方が良いのではと思いますネ。太陽が地球の周りを回るのは不自然なように、親から子へという、いわゆる縦のラインは崩さない方が自然です。
親から子へ流れるものはエネルギー。実際に地球も太陽のエネルギーをいただいていますが、そういう感じからすれば「気を使う」のではなくて、「気に掛ける」という感じで行きたいものですね。
まさに気功は気を通わす行為!
うちの生徒さんはお子さんに気を当てるようになってからコミュニケーションが増えたといいます。 今までは何かしてあげたいとか、親としてなにか・・・?という意識が強かったそうですが、今は「お母さん気功の練習してるから協力して」という感じで話してるそうです。
気を使っていた側から、子供にある種の気を使わせたわけですが、実際はマッサージしてもらったり、気を当ててもらえるのですから子供たちは気持ち良くなって喜ぶし、またしてあげる親の方は気の修練になるのでどちらにとっても良いこととなっているという所です。
親子、また家族の絆という言葉がありますが、そこを深めるにはやはりエネルギーを通わせなければだめで、ただ気を使ったり、与える事だけを考えていては形だけになってしまいます。
そのためには自分自身がパワフルであること。
そしてそれに共鳴させていくのが理想ですが、そうして良い連鎖を家族で継いで行くと一家は繁栄します・・・自然の法則ですね。
みんな仲良く自分もハッピー! 気功の本質はそういうものなのだと思いますよ。
親、大人だからこそさらに磨きあげていかなければいけないものがあります。