開脚は「毎日の日課です!」タイプですか?「あら、昨日も開脚やらなかったわ!」タイプですか?
開脚特集も5回目になりました。もうそろそろ大分皆さんも開脚について詳しくなってきたのではないかともいますが、頭でわかるのと実際に行動していくのとの違いはやはりありまして、ここはやはり実行していただかないといけませんね。(笑
実際にうちの生徒さんたちにも「開脚はぜひともできるように!」「少しでもいいから毎日続けるように」と言い続けていますが、こういうのが好きできちんと毎日する生徒さんもあれば、いやいやながらもやる感じ、あるいは気が付くと「あら、やってないわ!」と言う方まで様々です。
開脚を続けるためにはきちんとその必要性を理解する!
実は荒井式中心気功には様々な修練方法がありまして、こういうストレッチ系のものばかりではありません。中心道と言う深い腰を作り上げ気合をかけるものや、正座をしての呼吸法や瞑想、また中国式の太極拳や八段錦など数豊富なメニューがたくさんあります。
しかしいずれもこの開脚が気を通しながらできるようになってるかどうか?と言う点が非常に重要なポイントで、そういう感覚ができているとか、心身のさびつきがないかという事がクリアになっていればなっているほど、それぞれの修練において得られるもの、あるいは気づいてくもののレベルが上がってくるのですね。
ですから開脚は「かかせないもの」という位置づけ、いわゆる基礎の部分。ここがしっかりしてないと、いくら先に進んでもまたいずれ戻って来なければいけないということになりますが、そういう事をわかっていれば自発的にやっていくはずなのになぁ・・・と言う視線で、たまに生徒さんたちを思う時もありますネ。(笑
「求める!」と言う意識があるか? 「いかにもな人」もいれば「そうは見えないけどそういうタイプ」もいる!
そうなりますと要点としまして「求めるものが強いかどうか?」が開脚を続けて行くうえでは大切な事であることがわかります。極端な話、「これをやれば病気が治るよ」とか「賢くなるよ」、「これをやればもてるよと」か「悩みがなくなる」「金持ちになるよ」なんてことが本当で、ただそうするだけでよかったとしたら、おそらく皆さんやるんじゃないかと思いますが、それはそういう求めるものの条件として・・・と言うくくりがあるからですね。
いわゆる交換条件みたいになっちゃいますが、実はここでさらに「求める元がどこか?」という所も大事なんです。
・頭で思考した損得勘定・・・いわゆる頭の場合は「そんなことしなくても他にやり方あるでしょう」となります。
・胸の当たり、いわゆる感情、エモーションの場合は燃えてる時は夢中ですが、冷めてくるとやらなくなる。
・そして腹の部分からまるで命のように感じるならば、大げさですがもはや開脚も自分の一部・・・やるとかやらないとかの問題ではなく「そのもの」という感覚にさえなるのです。
言い方を変えればそれぐらい自分を見つめてるか?大きな視線で物事をとらえていこうとしているか?・・・求めているか? そういうことですが、こういう言い方をするとまたリラックスできなくなってきてしまいますからね。 ほどほどにしておきたいと思います。(笑
好きで続けるのが何よりですね。うまい下手ではありません!
まぁ、こんなにストイックになれとは言いませんが、一つのカンフル剤みたいになればと言う思いで今回はまとめました。中にはそういう気持ちでやってる人もいるということで参考にしていただければと思いますが、もちろん、そういうことがよくわかんなくても好きでずーとやってこれてる人は、一見そうは見えないかもしれませんが実は求めてる人なんだと思います。(笑
最後に・・・
「うまい下手は関係ない!きちんと向き合ってやれるかどうかです。」
これが荒井義雄先生のお言葉です。
ビシッと決まりましたね!(笑