子育ては自分磨きにうってつけ!?

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先日、うちの生徒さんから「習った気功やボディワーク(マッサージ系)を家族にしてあげるようになってから、それぞれとのコミュニケーションを交わす時間が増えました。」というお話がありました。

実はこの方は育ちざかりのお子さんが4人いらっしゃいまして、ご主人も含めて大家族でありますが、なんとか時間を工夫してうちに通われています。下は小学生~上は中学生までそれはそれは毎日大変なようで、日々何かしらおこる出来事にてんやわんやの状態。それでも「自分を変えたい」とか「心を強くしたい」とかの高い意識を持って頑張っておられますね。

「イライラ・・・ガクッ」子育てに自己嫌悪はつきものですが・・・。

彼女は母親ですのでいつも教えるとかしつける立場であります。お子さん4人でけんかしたり好き勝手などやられますと当然のようにイライラしたり、面倒になってしまう時などもあるそうですが、そんな時はつい感情に任せて勢いで対応してしまうことが多くなるとのことでした。

あとになって冷静になってくるとやはり後悔したり、自己嫌悪になり・・・まぁ、親であれば誰しもこういう感覚を抱くものではありますが、と同時に「親である自分がこれでいいのだろうか?」という葛藤みたいなものに悩んでいたそうです。

ほっておけるか?しかってやれるか?

わんぱくな子ども、生意気盛り・・・このあたりはもうどうしようもありません。内側からそういう意識がバァ~と出てきて止まらない段階ですから、止めようとかコントロールしようとしても、どうにもならないことの方が多いです。ですから逆に変に押さえつけるよりも、くたびれて疲れ、自分から止まるまでやらせておくぐらいの方が良いところがあるのですね。

それでもめちゃくちゃやりすぎたりだとか、これはダメだというような時があると思います。そういう時はドカンと厳しく言ってやるなり、しつけてやればよいのですが、この辺のメリハリでしょうね・・・これがなかなかうまくできないと言います。

「こうあるべき」と制限すればするほど、しつけも不自然になる!

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中途半端に「子供には・・・するべき」「親として・・・こうあるべき」というこだわりが強いと、本当に叱ってやらなくちゃいけないところで厳しく言えず、その代り、その溜め込んだ感情を「叱らなくてもいい所」でブツブツあてつけのように言うようになります。

皆さんも子供の頃感じたことがあるのではないかと思いますが、例えば叱られる時、「素直に聞ける時」「全然耳に入ってこない、伝わってこない時」があったのではありませんか? そういう時は親なり、叱ってる側の人間が「自分のこだわりで」言ってきたのか?「本当にこちらのことを思って」言ってきた時の違いです。 人は直感的にそういうものがわかるようにできているのです。

そういう所で「自分の都合・・・」このあたりが子供と接するうえでカギとなっていることが見えてきましたね。

~つづく~