気が良くわからない!?
今日は「気が良くわらない」と言う事をテーマにお話ししてみたいと思います。 気というものはなかなか目に見えにくいものですし、とらえようのないエネルギーという概念ですので、興味はあるけど良くわからないという方は結構いらっしゃいます。 もちろん直感的に「ああ、なんか感じますね」という方もいらっしゃいますし、なかにはそういうものに敏感な人もいらっしゃいますが、普通は「なんとなく」という方が多いですね。
先日も少しお話しましたが気というのもピンからキリまでありまして、荒っぽいのから、繊細なものまであります。ということはわかりやすい、感じやすいものから本当に感性を磨いていかないとわからないものまであると言う事で、ただそういうものに敏感であればいいというわけではないことを前提にお話ししますが、良質な気というものを感じるためには心と体の両方の「サビ」を取っていく必要があります。
サビってなんだ?
サビという概念は心においては思い込みとか固定観念、強迫観念、頑固とか縛られてるとか、そのような考え方、あるいは意識的な偏りやクセなどを言います。 また体におきましては細胞に酸素が行き届いていない、固い、弱っている、変形などをしているなど気血水の流れを阻害するブロックというイメージでよいでしょう。ですから気がわかるようになるためにはこの二つの面からサビを落としていかないといけないのですね。
体についてはわかりやすいと思います。要するに柔らかく、しなやかに、あるいは美しく、健康、活性化していけばそれはサビが取れていくとそうなるので、導引体操や呼吸法など修練系、エクササイズ系などを習慣にしていくと効果は出てくるのですが、実はここにもポイントがありまして、ただ体の面からサビを落としていこうとしても、意識、心のサビが同時に取れてないと越えられない壁のようなものが出てくるのですね。
実は体のサビツキは心や意識のサビ付きによるところが本質!
つまり、いくらやってもそこから進まない、治らない、良くならない・・・そういう状態が続くのですが、そこはただ単に体の問題だけではないと言う事なのです。
実は体のサビツキは心や意識のサビ付きによるところが本質なのです。性格のくせ、考え方のくせ、固定観念、そしてその奥にある意識的なもの・・・その辺から体に影響が出ているのですね。 ですから体が思う様に行かない時にそのあたりを考慮し、なぜ自分はこういう事になっているんだろう?何が原因でこうなって、何に気が付いていかなければいけないんだろう?と自分の内側を丁寧に観察していく必要があるのですが、続きはまた次回に!
~つづく~