気功を始めるきっかけは様々!
今回は修練をテーマにお話ししたいと思いますが、まず私は気功を習いに来られる方には最初に「どうして気功を始めようと思ったのですか?」という質問をするようにして言います。また経緯などもお聞きしますが、そうしますと大抵の方が「健康になりたいから!」「自分を変えていきたい」「幸せになりたい」「気功というものに興味があったから」・・・というお答えが多いようですね。
もちろん、知り合いの紹介とか、以前からのうちとのお付き合いの流れでこちらに入会される方はいらっしゃいまして、そういう方は「ご縁」とか「なんとなくいいかな」という感じのようですが、それでもやはり何か多少なりの「こうなるといいな」というイメージはお持ちのようです。
ただ何となくよりも明確な目標が欲しい!
なぜ今日はこんなこと言うかというと、習い事というのはやはり目標をある程度掲げていないと、なかなか真剣にやりませんし、またなんとなくやりました・・・という感じで自己満足で終わってしまいやすくなるからなんですね。
もちろん個人差というものもあります。得意、不得意というのもあるでしょうからなかなか苦労される場面もあるでしょうが、ここで「目標」というものがあるかないかで、顔つきがピシッとしまってくるか?あるいはダラダラ~となってしまうかに分かれてしまうのです。
かけたお金分はしっかり取り返すぐらいの気持ちで!
私はどちらかというと指導においては厳しい方なのではないかなと思います。「かけたお金分はしっかり取り返すぐらいの気持ちでやってくださいね!」と言う事も良く言いますが、やはり習い事というものならばやった分だけ結果というものがついて回らなければという考えなのです。
そのためにはまず「しっかりと教え通りにやって」と言う事が前提になります。ここが不十分で「一応やりました!でも何も変わってきません」ではやはりそれは当然なのですが、意外とこの「一応・・・」という言葉を使う人が多いんです。
習い事の上達、また結果を出すという点においては、まずは基本通りに丁寧に行うという所。「こうした方が楽だから」「この方がやりやすい」「このほうがいいんじゃないか?」というのはご法度です。また手抜きというのでしょうかね?時間短縮したり、苦手なものは抜いたり、そういうことも上達していかない原因となります。
達成していないうちはまだ不十分!
目標を掲げてほしいのはもう一つ「それが達成していないうちと言う事はまだ不十分だと言う事」が単純にわかるからです。 どれだけ「やってます、まじめです」といってもそれらは足りてないと言う事を知ってほしいのですね。
自分の自覚と本当の実力・・・この違いが分かるようになると人は謙虚を覚えます。
そして自分を変えていくにはこの謙虚が必要・・・ということです。