体を動かす時間を作る!
気が付けば12月も半ばに差しかかっていまして、すっかり年末モードですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?忘年会やら大掃除やら何かとお忙しいこととは思いますが、こういう時こそしっかりと体を動かす時間を取るようにしていただきたいなと思います(笑。
体というものは単なる体だけと言う事ではなく、心とか感情、意識などのいわゆる実態がつかみつらい領域のものと繋がっていまして、完全に分離して考えることはできません。ですから体がなまってくると内面的なものもなまってきまして冴えなくなりますが、なんとなく気分がすぐれないとか、もやもやしたものが抜けないときなども、ただ黙って解決策を考えたり、思いを張り巡らして納得しようとしても完全にスッキリできないのですね。
ですからそんな時は体を動かすことが意外とカギになってくるのですが、やはりここでも得意な動きや慣れた動きだけではそこは既にある程度は馴染んでいますのであまり変わってきません。ということは皆さんがちょっと抵抗があるような動き、そう「開脚」なんかがちょうどいいのですね(笑。
基本的に人間は足をあんなに広げて生活する必要はありませんし、床にべたっと体をくっつける行為もなかなか機会がありませんが、でもだからこそ普段使わない筋肉や骨、また体の動かし方などが出来て、そこにエネルギーを通わすことが出来るのです。
エネルギーの停滞やつまりが不調の原因。
「エネルギーを通わす」ここが大事ですね。東洋医学では気血水という考えがありますが、ここが滞っていたり、不具合があると病気やけが、痛みなどに繋がると言う事になっています。そしてまた頭が冴えてこない、気分がすぐれないというのも同じで、結局身体は一つで繋がっていますから、直接頭だけではなく、どこかにつまりがあったり、偏りがあってもそこから影響受けるから違和感を感じるのです。
後悔先に立たず!謙虚にメンテナンスをしていくこと!
人間というのは「偏っている生き物」です。考え方にしろ姿勢にしろ、普段なじんだもの、自分のくせなどにより大体どちらかに傾いています。左右前後、あるいは上下などにバランスが偏っているわけですが、ここも「それでいいんだ」としてしまうのか?やはり「だからこそ定期的に調整、クリーニングしていこう」とするのかでは全然変わってきます。
そしてそういうものは時間をかけてじわじわやってくるのが怖いところですね。老いというものがまさにそれでしょうが、偏った老い方はトラブルや不健康というのがついて回りまして、若いうちは強引さも通じますが、年を取ってからそういうものも張り合えなくなってきますと、これは残念と言う事になってしまいます。
ということで、普段からいかに「体を動かす(メンテナンスしていく)」ことが大事かと言う事ですが、苦手なことや面倒だなと思うようなことが後々自分を救ってくれると言う事をよーく理解して、普段から実践していくことが大切ですね。
「後悔先に立たず」となりませんように。