荒井式中心気功では「力を抜く」ということがとても重要になります。
例えば導引体操(ストレッチ系運動)においても、
力ずくで無理やり痛い思いをしてやるのではなく、
息を吐きながら、「緩めて」意識を遠くへ伸ばしていく感じで行いますし、
その他の各運動なども、特に上半身に力が入っていては、
「この運動をしっかりやるんだ」とか「これでいいのだろうか」という思考や緊張が強くなるため、
なかなか「気」というものを感じられないのですね。
ですからそのあたり・・・「緊張」や「頑張ってます感」が顔や目つき、
上半身などにありありと見えるようでは、これはNGとなってしまうのです。(笑
力を抜く・・・これが簡単なようで本当に難しい。
地味ですが本当に上質な気をGETしたいならば、
一つ一つの所作にその意識をしっかり持って取り組まねばなりませんね。
力が入ると言う事は自分を律する力が強いと言う事。
「こうでなくちゃいけない」「こうあるべきだ」・・・そういう固定観念から離れていくと、
波動が高くなり、人はだんだん潜在能力が開花して来るのです。
「いかに頑張らないか」・・・このあたりが荒井式中心気功の極意でありますね。