「腰木」で深く反った腰を作る!

ここ最近のブログで呼吸と姿勢の大切さを続けてお話しております。 特に結婚、恋愛という問題を絡めてお話しているわけですが、もちろんそれだけに限らず仕事や家族、友人間の間でも基本としていただければその効果は出てきますし、その他に人間性を磨いていく部分でも「気づき」とか、いわゆる「悟り」「真理」といったものにまで行くことだって可能ですので、ぜひ日頃から修練していって欲しいなと思います。

009荒井式中心気功の正しい姿勢、正しい呼吸の基本となるのは「深く反った腰」ですが、それを作っていくためには「腰木」というものを使用します。腰木は丸太を半分に切った状態のものであり、まるで「かまぼこの大きいもの」のようですが、これを床においてその上に、おへその裏あたりをあてて寝た状態で腹式呼吸をしていきます。

丹田の位置を正しく確認する!

丹田呼吸というぐらいですから丹田で呼吸するのですが、まずはその丹田がどこにあるのか?・・・ここを明確にしなくてはいけません。 多くの人はたいてい「このあたりぐらいですか?」という感じでなんとなくおへその下あたりを押さえますが、正確にはおへそから指4~5本ぐらい下で、押し込むとちょっと「うっ」となるような所と言われています。 ただ体格や個人差なんかもありますので必ず指4~5本かというと多少の誤差なんかがありますが、まぁ普通は皆さん、実際よりもやや上のあたりを「丹田」と思われてることが多いようですね。

「呼吸は鼻で!」丹田を持ちあげり、下げたりを意識する

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そしてその丹田を7つ数えながら持ち上げるように息を吸い、吸ったら3つそのまま止め、その後、また7つ数えながらお腹(丹田)をへこますように、息を吐き切っていって、吐き切ったらまた3つそのまま止め、またこれらを繰り返すと言う事を行っていきます。

ただこの際、吸ったり吐いたりするのは口ではなく「鼻」で行います。こういいますと「鼻ですって口で吐くんじゃないんですか?」とよく質問を受けるのですが、口で吐いていくと、力が上手く抜けきりません。 荒井式中心気功は「力を抜く」と言う事を要点としていますので、こういう所からも基本をしっかりと守っていく必要があります。しっかりと鼻ですって鼻で吐くようにしましょう。(自然の理という点でも、基本的に鼻で呼吸していくのが理にかなっています)

眠くなってきても目は閉じない!目を閉じれば基本が崩れる!

また、顔の角度を天井よりもやや上方(やや顎を上げる角度)にし、のどの気道を確保します。そして眼は眠くなっても閉じて行わない。あくまでも自然体で目は開けたまま、瞬きぐらいはしても良いですが、気持ち良くなってきたからと言って目を閉じて、基本が崩れないように注意ましょう。

腰木がない場合はバスタオルなどを丸めて負荷をかけても良いですね。また慣れないうちは無理な負荷をかけず、適度な負荷で正しい基本をしっかり学んでいくと良いでしょう。

その他注意点がいくつかありますが、続きはまた次回に!

~つづく~