無事帰国しました!継続してたかどうかは見ればわかる!

今年2回目となりますドイツでの荒井式中心気功ワークショップを終え、先日無事帰国してまいりました。 昨年から通しましてドイツでの開催は3回目となりますが、過去3回からすべて参加してくださってる方、前回から続けて参加してくださった方々もそれぞれに成長を見せてくれてうれしく感じました。

特に基本的なことですが開脚ですね。これも頭が床に着くようになっていたり、可動域が広くなっていたりしていましたが、こういうのを見ますと「やっているのか?やってないのか?」というのはすぐにわかります(笑。そしてこれは万国共通なのかもしれませんが変化のない人もいらっしゃいまして(笑、そういう方々はやはり「時間がない」「腰が悪い」「足が痛い」という類のことを口にしますね(笑。

しかし、この辺に関しましては、やはり「だからこそやる」「だからこそ優先順位を変えていく」と言う事が大事で、そういう事をしていかないと今の状態や状況というのは時間が進むにつれさらに悪くなるのが常であり、年を重ねて体力も落ち、気力も弱まってから気づいても「遅い」と言う事になりかねません。ブツブツ言うぐらいの元気があるうちから性根を入れ替えてやり始めるのが良いと思います。

笑顔でやると体も緩みますね(笑。

リラックスして良い表情でやるのがコツ。

導引体操は基礎の基礎!ここがしっかりしてないといずれぐらつく!

導引体操というのは特に気功の世界では基本中の基本でありまして、呼吸と動作と意識、この3つが一致していて初めて「導引」となります。この感覚を説明していくのがなかなか大変なのですが、これは単なるストレッチ、準備体操ということではなくて、「気の通りやすい体を作っていく」という初歩の工程であり、いわゆる足場、土台の部分、ここが基礎なのでいかに重要であるかわかっている人はここにたっぷりとやるものなのです。

ちなみに目安はお腹から床にペタンとつくようになること。そしてその際には、息を吐きながら呼吸と動作、気が出ているかどうか?を見られます。「導引だけで3年はかかる」と荒井先生はよくおっしゃわれますが、本当にここをしっかりやっておくのとおかないのとでは、先がずいぶん変わってきますね。

ちなみにドイツの方は皆さん上背もあり、足も長いので特に苦労しているように見えます。が、しかしだからこそ自重を支えるため、膝を痛めたり下半身にトラブルを抱えやすいわけでして一生懸命にやる必要があるのです。

「体の堅さは心の堅さ、自分の考え方や観念の堅さです」と言っておきましたが、なかなか神妙な顔をされていましたね・・・(笑。

~つづく~