普段会えない先生や先輩に会えるときはチャンス!

暑い日が続いておりますが、みなさんはお元気でしょうか?修練は継続されてますでしょうか(笑?

荒井義雄先生

荒井義雄先生

さて先日の東京での特別セミナーには名古屋からも東京からも私達の生徒さんたちも参加され、普段なかなか顔を合わせられない荒井先生や師範の先生、また先輩方に会えたわけですが、こういう時には普段聞けない話を聞けたり、また自分の話なんかも聞いてもらえるのでまた特別な意味がありますね。

参加された皆さんはみなうれしいそうな顔を浮かべていましたが、こういう時に「いいなぁ」とか「ああいうふうになれたらなぁ」という良い理想像ですね、そういうイメージがつかめると修行というのはまた一段と内容も濃いものになってきます。

例えば開脚が上手な方を見て感動したならば、いつか自分も・・・というイメージを持つ。 また修練に限らず人間性ですね、表所とか所作とか、もののしゃべり方や受け答えの仕方というのも実は大きなポイントで、そういう点こそ「気が通ってないとできない代物」なんですね。

クセのない人になる!

荒井塾の関係者は皆さん親切で暖かな人ばかりです。これは入門したての頃、いろんなところを見てきた私からみてもちょっと次元が違うなという感じがしましたが、いわゆる普通の感じなんだけれども何かが違うんですね。 クセがないというかどこまでもこう突っ込みどころがないというか・・・本当の意味での自然体なのです。

今から思えばこれが実はエゴのない状態、気が通った状態だったと言う事なのですが、当時はうまく説明できずに「いい方々だなぁ」「親切だなぁ」という言葉ですませていました。「どうやったらあんなふうに我が出ないんだろう?」「人ってあんなに自然体で親切に丁寧にできるものなのかな?」・・・そういう目線で初めは先生方を眺めていたわけですが、次第に「私もこれを続けていればあんなふうになってしまえるのだろうか?」とも思う様にもなっていましたね。(笑

エゴが抜けると自然体になる!

修行のひとつの目安として「エゴを取る」というものがありますが、そういうと普通の方は「無になってしまうとか無表情でクールで物静かな人になってしまうのではないか・・・それではさみしいのでは?」と思うようですが、実際のところはちょっと違う感じです。 面白ければ笑うし、喜怒哀楽というのもそれなりにあるのですが、それがクセがなく、それをこちらが受けても心地よい感じがするのですね。

ちょっと言葉はおかしいかもしれませんが「究極の普通の人」・・・そんな表現が「自然体の目標」としては良いヒントになるかもしれません(笑。