自分が変わる時、運命が変わる時は多少の「偏さ」が起きるもの。

先日名古屋の方で新しい生徒さんが中心気功を始められました。そしてさっそくご感想メールをいただいたのですが、内容としては初めての修練のあとから「頭がボォ~とする」と言う事だそうで、いわゆる軽い「偏さ」が起きているようでした。

偏さというのは急激にエネルギーの変化などが起きると、それになじませようと一生懸命に体が反応するのですね。例えるならば今までのんびりしてたところにバタバタ~と旅行やらビジネスの人やらが入り込んで一時的に飽和状態になってしまうようなイメージでしょうか? まぁそうなるとそこの住人達は何がなんやらわからない感じで大忙しだし、くたびれますよね。

ということで、そういう場合はやがて馴染んできて落ち着きますからそんなに心配することはありませんが、それよりもそういうことになったと言う事を喜ぶと良いのではと思いますね。というのも気を通す修練、またワークを通し、そこにエネルギーが通ったからそうなったわけで、ということは新しい自分、意識というものがそこから出てくるので、つまりは「自分が変わる」「運命も変わる」と言う事になるからです。

逆に言えば、なかなか自分を変えられない・・・運命を変えられない・・・という方は「エネルギーが変わっていかないから」と言う事になりますが、本読んだり、何かのセミナーに参加するのはあくまでも動機づけ、意識づけという位置であり、そこを通してやはり何か具体的な行動、習慣、運動などを続けていかなくてはならないのですね。

師匠に「上手に壊してもらう」という感覚を持つと良い!

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そしてまた師匠、先生の波動というのも大事なります。そういう存在の方はそこにいるだけで波動が出ており、何か声をかけてもらえたり、ワークなどを一緒にやらせてもらえるとそこからエネルギーをもらえるのです。 そしてその際ですが、もちろん先生というのはレベルを感じて適度な調整をしてくれます。薄すぎでも効果が少なくダメだし、強すぎでもダメージが強すぎてダメだし・・・その辺が師匠、先生の力量でもありますが、まぁ本当はしばらくダメージが残るくらいのものが効くと言われていますね。(笑

こういうものはある種の「壊される」という感覚を持つと良いのではないかと思います。あくまでも上手に壊されるというのがカギですが、今までの自分の固定観念とか思い込み、考え方などのくせなんかを「違いますよ」「不足ですよ」という感じで、よく言えば「調整」、乱暴な言い方だと「否定」してもらうのが修行だと思うと良いのですね。

そしてまたそこで「共鳴」することも大事になります。 今まで作り上げ、なじんだものを壊され否定されるようなところがありますからつい拒絶したくなりますが、そこは師に合わせていくことが出来ればできるほど、習得は早まります。