オリンピックを気(エネルギー)の観点から見る!
リオオリンピックが開催中ですが連日アツイ熱戦が繰り広げられていますね。 勝負の世界におきましてはやはりどうしても優劣、あるいは勝ち負けというのを決めなければなりませんのでなかなか大変なところがありますが、それでも日々の鍛練やモチベーションの維持などで万全にしておく方が、結果としては良いものが残せるのではと思います。
気の観点から見ますと、勝負の世界、特にスポーツになりますと、まずは肉体的なバランスなどをみて上手く行くとか上手く行かないというのがわかるようになってきます。 やはり姿勢というものですね、それぞれ人によりフォームなどはあるのですが、基本的に重心が落ちてスッとまっすぐに中心線が出来て安定している方がやはり、より良い結果を残せるものです。
反対にぐらついてたり、不安定な要素が見え隠れするようなものであればあとはうまくいかないものなんでが、もちろん第一線の選手になってくるとかなり微妙な感じになり、ぱっと見は判らないものでありますね。
次に内面、精神面などですがこれは顔つきに良く出やすいですね。このあたりは判りやすく言いますと、調子の良さそうな人はノリノリな顔して「負ける気がしない」というような感じですが、反対にプレッシャーで押しつぶされそうになってる人は「もう何をやっても上手く行かない」というような顔にさえ見え、こうなると後はズルズルと残念な感じになるものですね。
実力拮抗している場合は集中力がものを言う!
勝負の世界というのは実力差がハッキリとある場合は、これはもう実力がある方が勝つという所がありますが、この差がさほどないような場合はいわゆる集中力というもので勝敗が分かれてきますね。
ようは「勝つ」と言う事に集中してる方が勝つものであると言う事なのですが、ただ純粋に勝ちにこだわるのもなかなか大変なわけでして、「負けたらどうしよう」と言う不安とか、「勝たなければいけない」というプレッシャーが思考や心を支配してしまうと、動きや勝負勘なども鈍くなり精彩を欠くと言う事になるのですね。
これは余談になるかもしれませんが、こういう所は海外の方々の方が上手いというか得意な感じがしますね。「勝ちしか見えてない」というのか、とにかく勝負に勝って「ヨッシャ―!」という感覚、あるいは名誉とかご褒美みたいなものを得るためだけに必死になってる感じですよ。 対して日本の方というのはもちろん勝つという意識はあるのですが、それ以外に雑念というのか思考ですね、厳しいですけど、勝利と言う事に関しては余計なエネルギーが多い印象がありますね・・・。
~つづく~