気功とヨガの違い！治せるかどうか？
今回のワークショップでは自分の身体をケアする方法と、相手の身体に気を当てるという治療系のレッスンも行ってきました。気功というといいますとやはり出てくるキーワードとして「健康」とか「長寿と」かが浮かぶかと思いますが、気（エネルギー）というものを自分だけではなく人にも当てることが出来るのが荒井式中心気功の特徴の一つだと思います。
海外に行きますと良く受ける質問の一つとして「気功とヨガの違いは何ですか？」というものがあります。気功というものをよく御存じでない方から見ると、ヨガも気功も似た感じに見え「何が違うんだ？」という感じになるようですが、 気功というのは中国を発祥とした主に健康とか長寿を目的としたもので呼吸によって潜在能力を高めていくもの。対するヨガはインドを発祥とした精神性、自己というものを追求していくものとして、自らの体と心のバランスを測りながらそうしていくものでありますね。
そんなお話をしながらまずは自分の身体をケアする方法として足の指を刺激していく四関法というものを行いましたが、こういうものもただマッサージすればよいというものでもなくてそこはやはり気功ですから、気を送りながら丁寧に行う必要があります。未知の体験にドイツのみなさんも神妙な顔つきで頑張っておられたのが印象的でした。
そして今回は寒いシーズンのドイツと言う事で「風邪に効く気功」というものを特別レッスンしてまいりましたが、これには皆さん食い入るように前にこられ熱心に話を聞いておられたのでした。
気功治療はやる人も修練になる！
荒井式中心気功はすべてにおいて呼吸と姿勢と意識というものを重要視しており、またその3つがきちんと備わってないといけないわけですが、と言う事は人に気功を施す場合においてもそれは基本であり、逆に「そうなってないといけない」と言う事で、自然とその行為は自分自身の修練にもなります。
ということで正座でびしっと皆さんやっておられましたが、なかなか決まってますね（笑。もちろんだんだん苦しくなって崩れてくる人なんかもいるのですけれど、それでもきちんと目的意識を持ってやり続けていけばだんだん平気になってきますよ。
気功で家族仲良く！
また気功を当てるというのはとても良いコミュニケーションの時間となります。それはそうですね、基本は愛と光のエネルギーと言う事で、それを相手と通わすわけですからね（笑。ですからこれをご家族の方などで練習させてもらったり、治してあげたりすると本当に家族円満、夫婦円満となりますので習われてる方はぜひ実践をしていってください。
今回はちょうど親子で参加されてらっしゃる方も見えましたので、そちらはその二人でやっていただいたのですが、親子だからか安心してすぐにお父さんはいびきをかいて寝入ってしまったのでした（笑。
気功をやるのは苦手だが受けるのは名人・・・そういう人もいらっしゃいますね。これも世界共通です（笑
～つづく～
